こんにちは、かんママです!
今回は、帝王切開を2度経験した私が帝王切開で出産した際に感じる痛みについて解説します。これから帝王切開をする方で、事前にどんな痛みなのか知りたいという方がいればぜひ読んでみてください!
はじめに
さて、痛みの種類についてですが、主に3つあります。1つ目は、後陣痛の痛み。2つ目は、傷口の痛み。3つ目は、その他の痛みです。それぞれ詳しく説明していきますね。
後陣痛の痛み・緩和方法
後陣痛とは、妊娠で膨らんだ子宮が元の子宮の状態に戻ろうとする時に起きる痛みのことを指します。経腟分娩だろうが、帝王切開だろうが、後陣痛は必ず起こる痛みです。なので、避けようがないですし、むしろ子宮にとっては良いことだと聞きました。
では、具体的にどんな痛みなのだろうか?というところなんですが、お腹の「内」側からくる生理痛のような鈍痛だと私は感じました。痛む場所はへそ下あたり。授乳をすると直後に痛みが来るので、これが後陣痛かあ~と分かると思います。事前に知っておきたかったのですが、なんと第一子よりも第二子出産時の方が後陣痛が強く出るらしいです😢
後陣痛を感じた時の対策方法は、とにかく安静にすること。痛みが過ぎ去るまで待つことが大事です。
傷口の痛み・緩和方法
傷口の痛みとは、手術で切られた場所の痛みです。具体的にどんな痛みを感じるのか?というと、お腹の「外」側の痛みで、皮膚が痛いと感じました。ズキズキ、キリキリ、ピリピリとした感じの痛みです。体を動かすと感じやすくなります。
こちらの痛みを緩和する方法は3つあります。どれも痛み止めの薬ですが、①筋肉注射を打ってもらう、②座薬を入れてもらう、③痛み止めの点滴を打ってもらう方法があります。痛み止めが効くまでのスピードと持続時間がそれぞれ異なります。筋肉注射は即効性があるけど持続性が短いみたいで、座薬は即効性はないけど持続性が長いみたいです。私はもっぱら座薬派でした。周りの方を見ていても座薬を使っている人が多かったですね。
帝王切開をして長時間寝たきりだと、癒着が助長されるらしく、とにかく歩くように言われると思います。歩きたいけど痛すぎて無理・・・!ってなるので、傷口の痛みを感じたら積極的に利用した方が良いです。第一子の時はそれを知らず、結構痛みを我慢していました。看護師さんから「痛み感じたら積極的に使って、歩いたり体を休めたりしてくださいね」と言われたので第二子の時は痛みを感じたら点滴と座薬をお願いしていました。座薬は寝る前に入れると良く眠れたのでおすすめです。
その他の痛み・緩和方法
その他の痛みとは、わき腹痛、肩痛、頭痛などの体の痛みです。第一子出産した後はとにかく肩やわき腹が痛くなってしまいました。どうやら帝王切開の時に筋肉がこわばっていたのが原因らしいです。第二子の時は頭痛がひどかったです。それは、腰椎麻酔の影響らしいです。
これらの痛みを緩和する方法ですが、安静にすることです。あと、頭痛を緩和する方法として最も大事なのが、水分補給です。手術で腰椎麻酔をした人は術後に頭痛を感じるケースが多いみたいなので、とにかく水を飲んでくださいと言われます。麻酔の影響による頭痛は、普段の頭痛と違って、横になっている時は一瞬和らいだように感じるのですが、起き上がろうとすると重力に引っ張られるような強い痛みを感じます。私は1週間近く頭痛と闘いましたし、とにかく安静と水分補給でなんとか乗り越えました。大抵は1週間もすれば治るみたいですので、時間が解決してくれます。
まとめ
今回は、帝王切開で出産した後に感じる3つの痛みについて解説しました。痛みを感じたら安静にすることが大事だと言われたり、癒着しないように歩けと言われたり、「どっちやねん!」って言いたくなるかもしれませんが、両方大事です(笑)頑張れそうな時に痛み止め使って歩く練習をすれば良いと思います。決して無理することはないと思うんです。自分の体は自分が一番分かると思いますし、ペースは人それぞれなので、個人的には自分のペースでやっていけば良いと感じます。
次回は、痛みを感じにくい起き上がり方や術後回復のためにやって良かったことをご紹介します。興味がある方はぜひチェックしてみてくださいね。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!